第56回 海洋とメソ気象 2023年10月22日
場所:東北大学片平さくらホール
コンビーナー: 金田幸恵(名大宇宙地球環境研), 伊藤純至(東北大), 加藤輝之(気象研)
立花義裕(三重大)「2022年暖候期船舶観測」
杉本周作(東北大)「黒潮の変動と日本の気象への影響」
岡 英太郎(東大大気海洋研)「日本の南の亜熱帯モード水が台風に与える影響」
万田敦昌(三重大)「東シナ海の海面水温が梅雨期メソ降水系に及ぼす影響−現地観測とシミュレーション−」
平田英隆(立正大)「中緯度海洋と温帯低気圧に伴う豪雨」
山ア 哲(海洋研究開発機構)・澤田尚樹(京大)「日本領域再解析システムを利用した日本近海上のメソ気象の研究」
第55回 小倉義光先生追悼シンポジウム―メソ気象研究の将来展望― 2023年5月15日
場所:東大大気海洋研2階講堂(オンライン併用)
コンビーナー: 新野 宏(東大大気海洋研), 坪木和久(名大ISEE/横浜国立大TRC), 加藤輝之(気象研)
新野 宏(東大大気海洋研)「小倉義光先生のご業績」
佐藤陽祐(北大)「メソ気象モデルにおける雲、エアロゾル、雷モデルの現状」
伊藤純至(東北大)「メソ気象の超高解像度シミュレーション」
足立 透(気象研)「最新の気象レーダーを用いたメソ気象研究の発展」
伊藤耕介(京大防災研)「極端大気現象の予測精度向上に関する展望」
坪木和久(名大ISEE/横浜国立大TRC)「台風の航空機観測」
加藤輝之(気象研)「集中豪雨と線状降水帯に関する課題〜海の影響〜」
第54回 令和2年7月豪雨 2021年3月8日
オンライン開催
コンビーナー: 川畑拓矢,荒木健太郎(気象研),清水慎吾,下瀬健一(防災科研),三好建正,前島康光(理研R-CCS)
廣川康隆(気象研),加藤輝之(気象大),荒木健太郎,益子 渉(気象研)「令和2年7月豪雨の九州における降水の特徴」
荒木健太郎(気象研),加藤輝之(気象大),廣川康隆,益子 渉(気象研)「令和2年7月豪雨で九州に大雨をもたらした線状降水帯の大気環境場の特徴」
堀之内武(北大),小坂 優(東大),中三川浩(気象庁),中村 尚(東大),藤川典久(気象庁),高薮 縁(東大)「2020年7月上旬に九州で続いた豪雨の環境場について:水蒸気供給,ジェット,シルクロード波列」
Ning Zhao(趙 寧; JAMSTEC), Atsuyoshi Manda, Xiaojun Guo, Kazuyoshi Kikuchi, Tomoe Nasuno, Masuo Nakano, Yuanxin Zhang, Bin Wang「粒子追跡で見た令和2年7月豪雨」
辻 宏樹,高薮 縁,澁谷亮輔,釜堀弘隆,横山千恵(東大大気海洋研)「九州地方の大雨に先行する自由対流圏水蒸気フラックス収束の存在とその役割」
細谷圭介,佐藤正樹(東大大気海洋研)「令和2年7月豪雨事例の環境場解析」
中 七海,竹見哲也(京大防災研)「令和2年7月豪雨に見られた降雨特性および環境条件に関する研究」
大泉伝(気象業務支援センター),Le Duc,小林健一郎,川畑拓矢,太田琢磨,斉藤和雄「1000メンバーアンサンブル予報結果を用いた洪水危険度の予測実験」
小林健一郎,田村篤志,穴瀬博子(神戸大),角 哲也,野原大督(京大),Le Duc,大泉 伝,川畑拓矢(気象業務支援センター, 気象研)「富岳による球磨川洪水予測」
寺崎康児,三好建正(理研R-CCS)「全球水平解像度56km・1024メンバーのNICAM-LETKFを用いた令和2年7月豪雨実験」
幾田泰酵,瀬古 弘,小司禎教(気象研)「船舶上で観測されたGNSS可降水量の同化による豪雨予測へのインパクト」
松林健吾(気象庁数値予報課)「豪雨予測に対する現業領域モデルの課題」
清水慎吾,前坂 剛(防災科研),安部智彦,斉藤泰治(日本気象協会)「SIP線状降水帯観測・予測システムを活用した実証実験と2020年度ヒアリング調査」
第53回 甚大な災害をもらした2019年台風第15号と第19号の実態に迫る 2021年5月17日
オンライン開催
コンビーナー: 柳瀬 亘(気象研),宮本佳明(慶應義塾大),加藤輝之(気象研),益子 渉(気象研)
筆保弘徳 (横浜国立大)「台風第15号の発生・発達環境場について」
宮本佳明(慶應義塾大)「台風第15号の強度・構造変化について」
益子 渉(気象研)「台風第15号に伴う暴風・突風の特徴」
竹見哲也(気象研)「台風第19号による豪雨発生の環境条件:湿度条件の重要性」
三隅良平(防災科研)「Xバンド偏波レーダを用いた台風第19号に伴う大雨の解析」
荒木健太郎(気象研)「台風第19号による大雨の降水強化メカニズムの数値シミュレーション」
柳瀬 亘(気象研)「台風第19号の非対称な降水分布:中緯度プロセスの影響」
日比野研志(東大)「リアルタイム陸面・河川モニタリングシステムを用いた洪水予測」
第52回 フェーズドアレイレーダーによる気象災害研究の新展開 2019年10月27日
場所:九州大学西新プラザ 大会議室
コンビーナー: 足立 透(気象災害委員会),坪木和久(メソ気象研究会)
牛尾知雄 (首都大)「フェーズドアレイ気象レーダの開発概要」
高橋暢宏(名大宇地研)「「実用型マルチパラメータ・フェーズドアレイ気象レーダ(MP-PAWR)の開発」
岩波 越(防災科研)「東京オリンピック・パラリンピック等におけるMP-PAWRによる観測・予測情報の利活用に向けて」
足立 透(気象研)「気象研究所フェーズドアレイレーダーを用いた最新の研究成果とその応用」
松田知也(三菱電機)「Cバンド二重偏波フェーズドアレイレーダーを見据えた新しい技術開発」
新野 宏(東大大気海洋研)「フェーズドアレイレーダーを用いた研究開発への期待」
第51回 線状降水帯・台風予報の精度向上に向けて取り組むべき課題 2018年10月28日
場所:気象庁講堂
コンビーナー: 加藤輝之(気象大),伊藤耕介(琉球大),本田有機(気象庁数値予報)
加藤輝之(気象大)「線状降水帯と 集中豪雨について」
清水慎吾(防災科研)「第2期SIP課題「国家レジリエンスの強化」にむけた線状降水帯に関する包括的観測実験および予測手法開発プロジェクトの紹介」
氏家将志(気象庁数値予報)「線状降水帯予測における数値予報の課題」
榎本 剛(京都大)「台風進路予測に残された課題」
嶋田宇大(気象研)「台風強度予報の改善に向けて取り組むべき研究課題」
米原 仁(気象庁数値予報)「台風進路予報における数値予報の課題」
第50回「平成30年7月豪雨」に関する理解の現状と今後の課題 2018年10月28日
場所:仙台国際センター会議棟2F大会議室「萩」
コンビーナー: 中村尚(異常気象分析検討会),竹見哲也(気象災害委員会),坪木和久(メソ気象研究会)
中村 尚(東京大学)「広域豪雨をもたらした大規模大気循環の特徴」
坪木和久(名古屋大学)「雨をもたらした総観場における水蒸気輸送について」
竹見哲也(京都大学)「平成30年7月豪雨のメソスケール大気環境場と降水系の発達」
中北英一・山口弘誠・小坂田ゆかり(京都大学)「気象レーダー等から読みとれる平成30年7月豪雨の特徴とその将来頻度変化の解析」
黒良龍太(気象庁)「平成30年7月豪雨に際して予報の現場が考えたこと、行動したこと」
渡部雅浩(東京大学)「地球温暖化は平成30年7月の豪雨・猛暑にどう影響したか」
高薮 縁(東京大学)「2018年7月豪雨の降水特性と後方の上層トラフの効果について」
第49回 雷研究の現状と今後の展望 2018年5月15日
場所:気象庁講堂
コンビーナー: 櫻井南海子,下瀬健一,加藤亮平(防災科研)
加藤輝之(気象庁)「気象庁での雷関係プロダクト−LIDEN・雷ナウキャスト・発雷確率ガイダンスの概要について」
纐纈丈晴(情報通信研究機構)「Xバンド偏波レーダーを用いた夏季雷雲内部の降水粒子分布観測」
吉田 智(気象研)「雷3次元標定装置の発展とその応用」
加藤雅也(名古屋大学)「雲解像モデルCReSSによる雷シミュレーション」
櫻井南海子(防災科研)「海外における雷研究の動向と防災科研における雷研究の取り組み」
第48回 2016 年に東北・北海道へ上陸した台風とその気候学的意味 2017年10月29日
場所:北海道大学学術交流会館小講堂
コンビーナー: 佐藤友徳(北海道大学)
山田朋人(北海道大学)「2016年に北海道・東北を襲った台風の降水特性」
金田幸恵(名古屋大学)「擬似温暖化実験による2016年台風第7号およびそれにともなう雨の将来変化予測」
横井 覚(海洋研究開発機構)「台風通過頻度の統計解析からみた2016年台風」
筆保弘徳(横浜国立大学)「2016年台風発生環境場と台風ハザードマップ」
時岡真治(北海道開発局)「北海道地方における気候変動予測を踏まえた超過洪水対策の取組」
第47回 数値モデルによる積乱雲とその効果の表現 2017年5月24日
場所:気象庁講堂
コンビーナー: 加藤輝之(気象研), 永戸久喜(気象庁数値予報)
加藤輝之(気象研)「対流活動における大気成層の構造変化・上昇流に対する数値モデルの水平解像度の影響」
竹見哲也(京大防災研)「積雲対流の発達と環境の安定度・水蒸気量との関係」
富田浩文(理研計算科学)「超高解像度全球雲解像実験からわかる対流の統計的性質」
松林健吾(気象庁数値予報)「積雲対流パラメタリゼーションの概要と気象庁現業メソモデルの積雲対流スキーム」
氏家将志(気象庁数値予報)「気象庁現業全球モデルの積雲対流スキーム」
吉村裕正(気象研)「気象研究所地球システムモデルの積雲対流スキーム」
第46回 擬似温暖化実験のメソ気象研究に対する可能性 2016年10月25日
場所:名古屋大学 豊田講堂 シンポジオン会議室
コンビーナー: 金田幸恵(名古屋大学宇宙地球環境研究所)
木村富士男(筑波大学)「レビュー:擬似温暖化実験」
金田幸恵(名古屋大学宇宙地球環境研究所)「擬似温暖化実験による伊勢湾台風の将来変化」
吉野 純(岐阜大学)「台風強度に関する擬似温暖化実験」
高薮 出(気象研究所)「Conditional event attribution (Typhoon Haiyan)」
佐藤友徳(北海道大学)「過去の地域気候変化に対する下部境界条件の寄与」
第45回 アンサンブル予報の発展と展望 2016年5月17日
場所:気象庁講堂
コンビーナー: 佐藤芳昭(気象庁数値予報課)、加藤輝之(気象研究所)、 榎本 剛(京都大学防災研究所)(名古屋大学地球水循環研究センター)
太田洋一郎(気象庁数値予報課)「気象庁週間アンサンブル予報システムの現状と展望」
野口峻佑(京都大学防災研究所)「アンサンブル予報データを用いた成層圏周極渦変動の予測可能性研究」
佐藤和敏(極地研究所)「北極海のラジオゾンデ観測データが冬の中緯度で生じる寒波の予報精度に与える影響」
松枝未遠(筑波大学計算科学研究センター/オックスフォード大学物理学部)「アンサンブル予報データベースを用いた予測可能性研究」
小野耕介(気象庁数値予報課)「気象庁メソアンサンブル予報システムの開発」
國井 勝・横田 祥(気象研究所)「メソアンサンブル予報を利用した顕著現象の解析」
野原大輔(電力中央研究所)「再生可能エネルギー発電出力量予測のためのメソアンサンブル予測」
牛山朋來(土木研究所水災害・リスクマネジメント国際センター)「WRF-LETKFを用いたアンサンブル洪水予測の開発、鬼怒川事例への適用」
第44回 最強の熱帯低気圧HaiyanとPam 2015年10月27日
場所:キャンパスプラザ京都4F第3講義室
コンビーナー: 坪木和久(名古屋大学地球水循環研究センター)
森信人(京都大学防災研究所)「台風Haiyan とサイクロンPam による沿岸災害の調査と解析」
島川英介(NHK社会部)「現地取材から見えてきたHaiyan とPam の実像」
北本朝展(国立情報学研究所)「デジタル台風:熱帯低気圧の実感に向けたデータの文脈化」
吉岡真由美(名古屋大学地球水循環研究センター)「サイクロンPam の高解像度シミュレーション」
中野満寿男(海洋研究開発機構)「全球非静力学モデルで迫るPam の”実態”」
小山亮(気象研究所)「台風HaiyanとサイクロンPamの強度推定について」
第43回 短時間強雨予測への挑戦 2015年5月20日
場所:気象庁講堂
コンビーナー: 加藤輝之(気象研究所)
木川誠一郎(気象庁観測部)「気象庁の高解像度降水ナウキャストについて」
岩波越(防災科学技術研究所)「局地的大雨の観測から予測へ−積乱雲の一生の観測と発達予測−」
中北英一(京都大学防災研究所)「ゲリラ豪雨の早期探知と危険性予測」
三好建正(理化学研究所)「「ビッグデータ同化」でゲリラ豪雨に挑む」
若月泰孝(筑波大学)「上流下層加湿による短時間降水予測と対流初期構造の定式化」
第42回 メソ気象学・雲物理学における航空機利用 2014年10月20日
場所:九州大学西新プラザ
コンビーナー: 坪木和久(名古屋大学 地球水循環研究センター)
Chun-Chieh Wu(National Taiwan University)「Typhoon observations using aircrafts:? DOTSTAR and beyond」
山口宗彦(気象研究所)「熱帯低気圧観測における航空機の利用」
村上正隆(気象研究所)「航空機観測の現状と課題−雲物理からメソ気象まで−」
原田賢哉(宇宙航空研究開発機構)「無人航空機の民生利用における課題と展望」
上田博(名古屋大学地球水循環研究センター)「メソ気象研究用専用航空機への期待」
第41回 台風 〜 発生・発達と日本への影雨〜 2014年5月20日
場所:気象庁講堂
コンビーナー: 北畠尚子(気象研究所)
城岡竜一(海洋研究開発機構)「台風発生・発達に関わる環境場の観測」
和田章義(気象研究所)「数値シミュレーションによる台風発達の研究」
北畠尚子(気象研究所)「日本付近の台風の構造変化」
末木健太(東京大学大気海洋研究所)「台風に伴う竜巻」
津口裕茂(気象研究所)「台風に伴う豪雨 ―2013年台風第26号に伴う伊豆大島の大雨―」
筆保弘徳(横浜国立大学)「台風に伴うpressure dip」
第40回 静かなるメソ気象 〜 ヤマセ・霧・層雲〜 2013年11月18日
場所:東北大学百周年記念会館 川内萩ホール会議室
コンビーナー: 吉岡真由美(東北大学大学院理学研究科 大気海洋変動観測研究センター)
藤吉康志(北海道大学低温科学研究所)「監視カメラでとらえた海霧・山霧の動態」
児玉安正(弘前大学大学院理工学研究科)「陸上のヤマセの観測」
小池 真(東京大学大学院理学系研究科)「航空機観測による下層雲のエアロゾルー雲相互作用研究」
藤部文昭(気象研究所)「降水の統計と長期変動−弱い降水を中心として−」
早坂忠裕(東北大学大学院理学研究科 大気海洋変動観測研究センター)「下層雲の形成・維持・消滅過程における放射の役割」
第39回 梅雨期の大雨 〜 平成24年7月九州北部豪雨〜 2013年5月14日
場所:気象庁講堂
コンビーナー: 加藤輝之・楠 研一(気象研究所)
林 泰一(京都大学防災研究所)「平成24年7月九州北部豪雨(矢部川や豊後竹田)での被害調査」
加藤輝之(気象研究所)「平成24年7月九州北部豪雨の発生要因」
吉田健二(気象庁気候情報課)「梅雨期の大雨における台風の遠隔影響」
木下 仁(気象庁予報課)「平成24年7月九州北部豪雨における現地気象官署の対応」
佐々木洋(気象庁予報課)「気象庁の短時間降水予測技術の現状と将来」
國井 勝(気象研究所)「平成24年7月九州北部豪雨の予測可能性」
話題提供: 茂木耕作(海洋研究開発機構)「先端研究と一般市民の防災意識をつなげるもの」
佐々木恭子(気象予報士)「メソ気象研究や気象庁に対する要望と期待」
第38回 熱帯観測研究・飛躍の20年 〜 TOGA-COAREとその後〜 2012年10月2日
場所:北海道大学学術交流会館小講堂
コンビーナー: 城岡竜一・米山邦夫(海洋研究開発機構)
城岡竜一(海洋研究開発機構)「趣旨説明」
住 明正(東京大学サステイナビリティ学連携研究機構)「TOGA-COAREレビュー」
藤吉康志(北海道大学低温研究所)「TOGA-COARE時、およびそれ以降のメソ気象観測」
高薮 縁(東京大学大気海洋研究所)「TOGA-COARE観測及びその後−人工衛星観測」
上田 博(名古屋大学地球水循環研究センター)「現在のメソ気象・雲物理研究−パラオ観測ほか」
森 修一(海洋研究開発機構)「インドネシア・海大陸域におけるメソ観測研究」
第37回 再生エネルギーとメソ気象との関わり 2012年5月25日
場所:気象庁講堂
コンビーナー: 加藤輝之(気象庁気象研究所/数値予報課)・大関崇(産業技術総合研究所)
荻本和彦(東京大学生産技術研究所)「再生エネルギーの大量導入時のエネルギーシステムの計画・運用に必要な情報」
長澤亮二(気象庁気候情報課)「気象庁数値予報モデルにおける放射過程」
大竹秀明(産業技術総合研究所)「太陽光発電量予測に向けた気象庁メソモデルの日射量検証」
早崎宣之(伊藤忠テクノソリューションズ)「気象情報を利用した風力発電出力予測について」
伊藤純至(東京大学大気海洋研究所)「大気境界層内の乱流と数値モデルが表現する風速」
コメンテーター: 原旅人(気象庁数値予報課)、日下博幸(筑波大学計算科学研究セ ンター )、大関崇(産業技術総合研究所)
第36回 人工降雨・降雪研究の現状 2011年11月15日
場所:名古屋大学野依記念学術交流館
コンビーナー: 村上正隆(気象研究所物理気象研究部)
村上正隆(気象研究所物理気象研究部)「趣旨説明と基調講演」
藤部文昭(気象研究所予報研究部)「降水の長期変動から見た渇水問題」
折笠成宏(気象研究所物理気象研究部)「航空機を用いたシーディング実験」
岩波 越(防災科学技術研究所)「航空機を用いたシーディング実験」
田尻拓也(気象研究所物理気象研究部)「吸湿性粒子シーディングに関するチェンバー実験」
久芳奈遠美(海洋研究開発機構)「吸湿性粒子シーディングによる増雨効果」
橋本明弘(気象研究所予報研究部)「総合的水資源予測モデルを用いた人工降雨・降雪の影響評価」
第35回 メソ気象研究の将来展望・構想 2011年5月17日
場所:気象庁講堂
コンビーナー: 新野 宏(東京大学大気海洋研究所)・加藤輝之(気象庁数値予報課)
新野 宏(東京大学大気海洋研究所)「趣旨説明と基調講演」
吉崎正憲(海洋研究開発機構)「戦略基礎メソ対流系から得たものおよびその発展」
石原正仁(高層気象台)「観測システムの将来像‐観測屋のなすべき事‐」
藤吉康志(北海道大学低温研究所)「観測システムの将来像‐質と量‐」
斉藤和雄(気象研究所予報研究部)「メソスケールのデータ同化とアンサンブル研究」
坪木和久(名古屋大学地球水循環研究センター)「観測と数値モデル−もっと基礎研究と発見を」
加藤輝之(気象庁数値予報課)「気象庁や他分野との関わり方」
第34回 熱帯域の降水を伴うメソ擾乱の観測とモデリング 2010年10月26日
場所:京都大学宇治おうばくプラザ
コンビーナー: 山田広幸(海洋研究開発機構)
竹見哲也(京都大学防災研究所):熱帯の対流系と中緯度の対流系:構造・組織化・環境場の影響
那須野智江(海洋研究開発機構):全球非静力学数値実験における熱帯のメソ擾乱
宮川知己(東京大学大気海洋研究所):Madden-Julian 振動における降雨バンドに伴う運動量の輸送効果に関する研究
林 修吾(気象研究所予報研究部):東南アジア域における短期予報の精度検証
増永浩彦(名古屋大学地球水循環研究センター):熱帯メソ擾乱:衛星観測の限界に挑む
山田広幸(海洋研究開発機構):スーパークラウドクラスターに伴う降水システムの観測的研究
第33回 冬季のメソ擾乱とそれにともなうストーム 2010年5月17日
場所:気象庁講堂
コンビーナー: 大東忠保(名古屋大学地球水循環研究センター)
永戸 久喜(気象庁数値予報課):日本海寒帯気団収束帯に伴う直交型筋状雲の構造と 発生機構
藤吉 康志(北海道大学低温研究所):オホーツク海沿岸帯状雲の成因と構造
岡本 宏樹(名古屋大学地球水循環研究センター):北陸海岸部に沿って停滞する線状降雪帯の形成機構
柳瀬 亘(東京大学海洋研究所):ポーラーロウの理想化実験
楠 研一(気象研究所気象衛星・観測システム研究部):日本海側で冬季に突風をもたらすじょう乱の観測
大東 忠保(名古屋大学地球水循環研究センター):グリーンランド南端で東風中に生じるtip jetの形成メカニズム
第32回 平成21年7月中国・九州北部豪雨と今後の豪雨の監視・予測に向けて 2009年11月24日
場所:九州大学国際ホール
コンビーナー: 石原正仁(気象研究所気象衛星・観測システム研究部)・加藤輝之(気象研究所予報研究部)
松本 積(福岡管区気象台):平成21年7月中国・九州北部豪雨の予報と実況
早川誠而(緑と花と彫刻の博物館):中国・九州北部における近年の豪雨・大雨と災害
藤部文昭(気象研究所予報研究部):近年の豪雨、大雨の発生傾向
加藤輝之(気象研究所予報研究部):集中豪雨の発生メカニズム
真木雅之(防災科学技術研究所):集中豪雨における新たな実況監視情報について― Xバンドマルチパラメータレーダネットワーク ―
川畑拓矢(気象研究所予報研究部):雲解像4D-VARを用いた局地豪雨の同化・予報実験
原 昌弘(気象研究所予報研究部):全球SVメソアンサンブル予報による豪雨予測の可能性-平成21年7月中国・九州北部豪雨-
第31回 局地風と突風災害 2008年11月18日
場所:福島市・コラッセふくしま 多目的ホールA
コンビーナー: 渡邊 明(福島大学共生システム理工学類)・楠 研一(気象研究所台風研究部)
新野 宏(東京大学海洋研究所):突風現象の理解と防災
小林文明(防衛大学校):竜巻・ダウンバーストの観測
竹見哲也(京都大学防災研究所):高解像度シミュレーションによる強風の時空間変動の解析と突風の診断
佐々浩司(高知大学):竜巻の実験的シミュレーション
渡邊 明(福島大学):寒冷前線に伴うガストフロントによる突風
道本光一郎(防衛大学校):北陸小松空港付近で観測された突風災害について
益子 渉(気象研究所台風研究部):2006年台風第13号に伴う延岡竜巻の数値シミュレーション
海老原 智(気象庁予報課):気象庁の取り組み:竜巻注意情報
楠 研一(気象研究所台風研究部):突風探知プロジェクトの紹介
加藤 亘(JR東日本防災研究所):気象レーダの観測値を用いた冬期の寒冷前線に伴う突風の予測について
佐藤 威(防災科学技術研究所):吹雪による視程悪化の予測実験と観測
第30回 雪や降雪研究の最近の展開 2008年5月17日
場所:気象庁講堂
コンビーナー: 遊馬芳雄(琉球大学理学部)
村上正隆(気象研究所物理気象研究部):人工降雪研究の現状
岩波 越(防災科学技術研究所):Xバンド偏波レーダーによる降雪雲の粒子判別
高橋庸哉(北海道教育大学):実験室から降雪過程を読む〜鉛直過冷却雲風洞による雪結晶浮遊成長実験から〜
中井専人(防災科学技術研究所):降雪特性の観測とモデルによる再現性
川島正行(北海道大学低温研究所): シアーライン上に生じる渦状降雪雲の数値実験
第29回 竜巻―その実態の理解はどこまで進んだのか 2007年10月13日
場所:北海道大学学術交流会館講堂
コンビーナー: 坪木和久(名古屋大学地球水循環研究センター)
新野 宏(東京大学海洋研究所):竜巻の理解の現状について
小林文明(防衛大学校):「延岡竜巻」と「佐呂間竜巻」−竜巻の多発と多様性−
坪木和久(名古屋大学地球水循環研究センター):竜巻とその親雲の理解のための雲解像モデルの利用
加藤輝之(気象研究所予報研究部):竜巻をもたらす環境場と佐呂間町の竜巻をもたらした積乱雲のシミュレーション
益子 渉(気象研究所台風研究部):2006年台風第13号に伴う竜巻のシミュレーション
−環境場・竜巻をもたらしたスーパーセル・竜巻の数値解析−
河井宏充(京都大学防災研究所):風工学から視た竜巻等への防災対策の課題
鈴木 修(気象研究所気象衛星・観測システム研究部):竜巻の予測にむけた取り組みについて
第28回 積乱雲の発達高度 2007年5月12日
場所:気象庁講堂
コンビーナー: 加藤輝之(気象研究所予報研究部)
加藤輝之(気象研究所予報研究部):梅雨前線帯における積乱雲の潜在的発達高度について
上田 博(名古屋大学地球水循環研究センター):梅雨前線帯で観測された積乱雲の発達高度について
牛山朋来(IORGC):積乱雲内の上昇流の特徴と大気状態との関連
竹見哲也(京都大学防災研究所):安定度の違いによる積乱雲の組織化や発達高度への影響
金田幸恵(AESTO/気象研):温暖化によって積乱雲の発達高度はどう変わるのか
第27回 宇宙から観る雲と雨 2006年10月24日
場所:名古屋市・ウィルあいちセミナールーム1・2
コンビーナー: 増永浩彦(名大地球水循環)
青梨和正(気象研究所予報研究部):マイクロ波放射計による降水観測とデータ同化
重 尚一(大阪府大院工):衛星搭載降雨レーダによる潜熱加熱プロファイル推定
広瀬正史(JAXA/EORC):衛星搭載降雨レーダによる降水システムの地域特性
鈴木健太郎(東大気候システム):CloudSat衛星と領域/全球雲解像モデル:現状と将来展望
第26回 21世紀の境界層研究の役割と課題−その変遷のなかで− 2006年5月20日
場所:気象庁講堂
コンビーナー: 中西幹郎(防衛大学校)
近藤純正(東北大学名誉教授):これまでの境界層研究−私の研究を中心にして,そして温暖化問題−
日下博幸(筑波大学生命環境科学研究科):都市境界層−都市気候の予測と解析に向けたモデリング−
山田哲司(米国YSA社):建物周りの境界層−気象モデルと流体力学モデルの結合−
木村富士男(筑波大学生命環境科学研究科):大気境界層−雲・降水過程における重要性−
近藤裕昭(業技術総合研究所):これからの境界層研究−社会的要請に基づく研究の総合化(本格研究)−
第25回 雷 2005年11月19日
場所:神戸大学百年記念館六甲ホール
コンビーナー: 小林文明(防衛大学校)
菊池勝弘(秋田県立大学):1969年日本大気電気学会発足当時の日本の雷研究
上田 博(名古屋大学地球水循環研究センター):雷雲の内部構造
河崎善一郎(大阪大学大学院):雷雲をVHF放射で観る
林 修吾(気象研究所予報研究部):雲解像モデル(JMANHM)をもちいた発雷予測
佐藤光輝(理化学研究所):宇宙線・雲・雷のリンクの可能性と超高層雷放電が地球大気へ与える化学的インパクト
第24回 集中豪雨のメカニズム・予測可能性に迫る 2004年10月5日
場所:九州大学国際研究交流プラザ大会議
コンビーナー: 加藤輝之(気象研究所予報研究部)
金井秀元(東京大学海洋研究所):1999年10月27日の佐原豪雨
松本 積(福岡管区気象台):2003年7月19日九州北部豪雨の降水システムについての考察
坪木和久(名古屋大学地球水循環研究センター):雲解像モデルを用いた水俣豪雨のシミュレーション
加藤輝之(気象研究所予報研究部):2004年新潟・福島豪雨,2004年福井豪雨の発生要因と
高解像度非静力学モデルでの予想結果と問題点
瀬古 弘(気象研究所予報研究部):気象庁非静力学モデル-3次元同化システム(JNoVA0)で再現した練馬豪雨)
第23回 台風とそれに伴うメソシステム 2004年5月15日
場所:気象庁講堂
コンビーナー: 坪木和久(名古屋大学地球水循環研究センター)
手柴充博(京都大学宙空電波研究センター):気象庁WINDASを用いた台風の立体構造に関する研究
林 泰一(京都大学防災研究所):台風の二重眼について
筆保弘徳(防災科学技術研究所):台風通過時に観測されるメソβスケール”pressure dip”の研究
北畠尚子(気象研究所台風研究部): 関東地方における台風0221号とメソ前線の変化
野村光春・坪木和久(名古屋大学地球水循環研究センター):台風のスパイラルバンドの降水強化過程
余田成男(京都大学大学院理学部):台風の非軸対称構造に関する数値実験
益子 渉(気象研究所台風研究部):雲解像非静力学2way多重移動格子モデルを用いた台風の予報実験
中澤哲夫(気象研究所台風研究部):THORPEX計画における台風の観測と予報
第22回 メソ対流系と豪雨 2003年10月14日
場所:福島市・福島テルサ
コンビーナー: 渡邊明(福島大学教育学部)
吉崎正憲(気象研究所予報研究部):戦略的基礎研究「メソ対流系」の総括と地上観測
村上正隆(気象研究所物理気象研究部):航空機観測
加藤輝之(気象研究所予報研究部):数値実験と解析
坪木和久(名古屋大学地球水循環研究センター):東海豪雨
渡邊 明(福島大学教育学部):南東北・北関東豪雨
小林文明(防衛大学校地球科学科):練馬豪雨
第21回 メソ気象研究における地球シミュレータの意義 2003年5月20日
場所:気象研究所講堂
コンビーナー: 中村尚(東大/地球フロンティア)
中村 尚(東大理/地球フロンティア):趣旨説明(THORPEXの意義も含む)
大淵 済(地球シミュレータセンター):ESとAFESの概要説明
吉岡真由美(地球シミュレータセンター):AFESでシミュレートされた台風
榎本 剛(地球フロンティア):AFESでシミュレートされた梅雨前線
高谷康太郎(地球フロンティア):AFESでシミュレートされた温帯低気圧と寒冷渦
室井ちあし・永戸久喜(気象研究所予報研究部):全球メソ解像モデルと雲解像領域モデルのネスティング
河谷芳雄(東大気候システム研究センター):CCSR/NIES AGCMでシミュレートされた梅雨前線と重力波
第20回 新しい観測機器から観えてくるメソ気象 2002年10月8日
場所:北海道大学百年記念会館大会議室
コンビーナー: 遊馬芳雄(北海道大学大学院理学研究科)・川島正行(北海道大学低温科学研究所)
橋口浩之・和田英子・植松明久・手柴充博・深尾昌一郎(京大・宙空電波)・平島弘一・田中久理 (三菱電機):
ミリ波ドップラーレーダーによる雲・霧の観測
真木雅之(防災科学技術研究所):2台のドップラーレーダ観測による台風0115の事例解析
--強風のリアルタイムリトリーバルを目指して--
児玉安正・山田琢哉(弘前大学・理工):TRMMで観測された台風
牛尾知雄・櫻井俊輔(大阪府大・工)・吉田智(阪大・工)・岡本謙一(大阪府大・工)・河崎善一郎(阪大・工):
TRMMデータを用いた雷放電頻度とレーダ反射因子との関係
中田 隆(地球観測フロンティア):西部熱帯太平洋上におけるAerosondeを用いた対流圏下層の観測
第19回 梅雨期の九州に見られるメソ対流系 2002年5月21日
場所:気象庁講堂
コンビーナー: 加藤輝之(気象研究所予報研究部)
金田幸恵(名大地球水循環研究センター):長崎半島周辺における停滞性降雨帯(諫早ライン)の構造と発達過程に関する研究
吉崎正憲(気象研究所予報研究部):1998年6月26日に九州西部で見られた地形性降水バンド(長崎ライン)に関する解析と数値実験
田代誠司(気象庁・予報課):レーダーデータを用いた甑島風下側に形成される線状降水システムの解析
手柴充博(京都大学宙空電波研究センター):境界層レーダを用いた梅雨前線近傍のメソスケール擾乱(甑島ライン)に関する研究
茂木耕作(名大地球水循環研究センター):プロジェクトX-BAIU-99が捉えた梅雨前線の実態
〜二本の線状降水域の起源を探れ:水蒸気前線の発見〜
加藤輝之(気象研究所予報研究部):1999年に福岡に豪雨をもたらせたメソ対流系の発生機構とその構造
第18回 竜巻とスーパーセル 2001年10月9日
場所:名古屋大学共同教育研究施設2号館大会議室
コンビーナー: 新野 宏(東京大学海洋研究所)
Joshua Wurman(Univ. of Oklahoma):Dual-Doppler analysis of two tornadoes and another multiple-vortex tornado
成田 修(東管・観測課):1999年9月24日に愛知県で発生した竜巻
吉野 純(京都大学防災研究所):台風9918号のアウターレインバンド内で発生した竜巻について
坪木和久(名古屋大学地球水循環研究センター):1999年9月24日の東海地方の竜巻をもたらしたメソサイクロンの
ドップラーレーダー観測と竜巻のシミュレーション実験
小林文明(防衛大学校地球科学科):降雪雲に伴う竜巻
野田 暁(東京大学海洋研究所):スーパーセルの気流構造と鉛直渦度の形成機構
第17回 メソスケールシステムと周辺場との相互作用 2001年5月7日
場所:東京大学山上会館
コンビーナー: 二宮洸三(地球フロンティア研究システム)
柳瀬 亘・新野 宏(東京大学海洋研究所):ポーラーロウの発生・発達機構と周辺場
二宮洸三(地球フロンティア研究システム):寒気吹出の擾乱の階層的様相
山崎信雄(気象研究所気候研究部):GAME再解析データを用いた中国1998年7月下旬豪雨のケーススタディ
加藤内蔵進(岡山大学教育学部理科教室):中国大陸上の梅雨前線低気圧の発達とメソ対流系
柴垣佳明(大阪電気通信大学):メソα低気圧近傍のクラウドクラスターの階層構造とそれに伴う鉛直流の振舞い
若月泰孝(名古屋大学地球水循環研究センター):梅雨前線帯のメソαスケールクラウドクラスターにみられる対流システムと
そのマルチスケール構造(1996年7月7日の事例より)
加藤輝之(気象研究所予報研究部):メソモデル実験に見られるレインバンドとその周辺場との関係
−1998年新潟豪雨,1999年福岡豪雨,2000年東海豪雨からの検証−
第16回 非静力学モデルの現状と課題 2000年10月17日
場所:京都市・御車会館
コンビーナー: 斉藤和雄(気象研究所予報研究部)
岩崎俊樹(東北大学大学院理学研究科):非静力学2000の活動の紹介
木村富士男(筑波大学地球科学系):メソモデルの課題と現状およびフロンティアのメソモデルについて
志村和紀(高度情報科学技術研究機構):並列演算によるビン法雲物理過程導入3次元モデルでの積雲対流実験
坪木和久(名古屋大学大気水圏科学研究所):名大での雲解像モデル開発の現状
室井ちあし(気象庁予報部数値予報課):気象庁非静力学モデル開発の現状と中長期計画
斉藤和雄(気象研究所予報研究部):全球非静力学モデルの開発について
佐藤正樹(地球フロンティア/埼玉工業大学):地球フロンティアにおける次世代大気大循環モデルの開発
中西幹郎(防衛大学校地球海洋学科 ):Mellor-Yamada Level3 乱流モデルについて
第15回 冬季日本海上の擾乱−JPCZから冬季雷まで− 2000年5月23日
場所:気象研究所講堂
コンビーナー: 小林文明(防衛大学校地球科学科)
柳瀬 亘・新野 宏(東京大学海洋研究所):日本海のポーラーロウについて
猪上 淳・藤吉康志(北海道大学低温科学研究所):季節海氷域における気団変質
山田広幸(北海道大学大学院理学研究科):レーダーでみた対流セルの発達過程
村上正隆(気象研究所物理気象研究部):日本海上の降雪雲の内部構造
河崎善一郎(大阪大学大学院工学研究科):冬季雷活動とその観測
紫村孝嗣(防衛大学校地球科学科):冬季雷雲構造とその観測
吉崎正憲・加藤輝之(気象研究所予報研究部):2001年1月の日本海観測計画について
第14回 雲物理、微物理過程とメソ降水システム 1999年11月23日
場所:福岡市・都久志会館
コンビーナー: 藤吉康志(北海道大学低温科学研究所)
村上正隆(気象研究所物理気象研究部):氷晶発生過程
川野哲也(九州大学大学院理学研究科):降水雲システムの発達と降水機構
久芳奈遠美(地球フロンティア研究システム):Bin法による雲微物理過程の数値計算
三隅良平(防災科学技術研究所):熱帯スコールラインの雨滴粒径分布の特徴と、ビン法によるその再現実験
遊馬芳雄(北海道大学大学院理学研究科):ノルウェー海上でのポーラーローの航空機観測
石坂 隆(名古屋大学大気水圏科学研究所):低過飽和度雲粒核の重要性とその測定方法
第13回 局地前線 1998年10月19日
場所:仙台市・宮城県民会館
コンビーナー: 岩崎俊樹(東北大学大学院理系研究所)
中田隆一(気象庁予報課):関東の局地不連続線と大気汚染
中三川浩・北村雅仁(仙台管区気象台):仙台平野に現れる局地前線
甲斐憲次(名古屋大学大学院人間情報学研究科):海風前線によるエアロゾルと水蒸気の輸送−東京でのライダー・ラジオゾンデ観測−
藤部文昭(気象研究所予報研究部):メソ前線の日変化と“暖気侵入型海風”の気候学的特徴
吉門 洋(資源環境技術研究所):冬期関東地方に生ずる局地前線の観測的研究
清野直子(気象研究所環境・応用気象研究部):寒冷前線接近時に生じる局地前線の鉛直構造
萬納寺信崇(気象庁数値予報課):沿岸前線に伴う降雨の数値予報の一例
新野 宏(東京大学海洋研究所):局地循環と重力流の力学
安田延壽・道広有理(東北大学大学院理系研究所):熱的局地循環の鉛直スケールのパラメータ化
斉藤和雄(気象研究所予報研究部):海洋性大陸上の日変化性対流雲の数値シミュレーション
里村雄彦(京都大学大学院理学研究科):熱帯山岳地帯のスコールライン
第12回 梅雨に伴う西日本の豪雨−1996年南九州特別観測を中心として 1998年5月26日
場所:気象庁東京管区気象台会議室
コンビーナー: 坪木和久(名古屋大学大気水圏科学研究所)
二宮洸三(東京大学気候システム研究センター):梅雨前線に及ぼす中緯度擾乱の影響
吉崎正憲(気象研究所予報研究部):TREXのレビューと今後の梅雨観測
中田 隆(東京大学海洋研究所):対流圏の鉛直微細構造
若月泰孝(名古屋大学大気水圏科学研究所):梅雨前線帯の長寿命の停滞したクラウドクラスターの発達・維持の特徴:
1996年7月5日〜7日
加藤輝之(気象研究所予報研究部):1996年梅雨期における降雨の日変化の特徴と気象研究所非静力学モデルの予想降雨精度検証
耿驃・武田喬男(名古屋大学大気水圏科学研究所)・斉藤和雄(気象研究所予報研究部):
大気環境場の変化とメソβスケール積乱雲群の発達
瀬古 弘(気象研究所予報研究部):1996年7月7日に南九州で観測された梅雨前線内の降水システム
高橋 劭(桜美林大学):南九州豪雨機構造の雲物理学的研究
第11回 山岳波 1997年5月20日
場所:筑波大学大学会館3階国際会議室
コンビーナー: 中村 一(気象研究所予報研究部)
里村雄彦(京都大学大学院理学研究科):山岳波のレビューと2次重力波励起の数値実験
加藤輝之(気象研究所予報研究部):ピレネー山脈越えに発生した風下波の数値シミュレーション
渡邊 明(福島大学教育学部):境界層レーダーによる山岳波の観測
郷田治稔(気象庁予報部数値予報課):数値予報と山岳波
第10回 暖候期の日本付近におけるメソαマルチスケール降水系研究の展望 1996年11月5日
場所:名古屋市・名古屋国際会議場
コンビーナー: 加藤内蔵進(名古屋大学大気水圏科学研究所)
二宮洸三(気象業務支援センター):降水系の階層構造におけるメソα系の役割
瀬古 弘(気象研究所予報研究部):メソβ降水系の数値シミュレーション
萬納寺信崇(気象庁数値予報課):気象庁領域モデルで表されるメソα降水系(メソスケール現象を予測する気象庁数値予報モデル)
加藤内蔵進(名古屋大学大気水圏科学研究所):メソα降水系evolutionに関する研究の展望
第9回 水蒸気のリモートセンシング 1996年5月24日
場所:東京大学海洋研究所講堂
コンビーナー: 坪木和久(東京大学海洋研究所)
木村龍治(東京大学海洋研究所):大気中における水蒸気の動態
内藤勲夫(国立天文台地球回転研究系)・大谷竜(東京大学海洋研究所),畑中雄樹(国土地理院観測センター)・
萬納寺信崇(気象庁数値予報課):日本型GPS気象学の戦略と現状
酒井 哲(名古屋大学太陽地球環境研究所):ラマンライダーによる水蒸気の鉛直分布の測定
青木忠生・青木輝男(気象研究所物理気象研究部):TERSEによる水蒸気の観測
岩崎博之(群馬大学・教育学部):赤外2波長(Split window)データを用いた海域・陸域の可降水量の測定法
青梨和正(気象研究所予報研究部):衛星搭載マイクロ波放射計データの数値予報モデルへのデータ同化について
第8回 台風および梅雨季低気圧のメソ構造 1995年10月19日
場所:大阪管区気象台大会議室
コンビーナー: 山中大学(京都大学超高層電波研究センター)
山中大学(京都大学超高層電波研究センター ):台風MUレーダー観測
赤枝健治(気象研究所台風研究部):気象レーダーや衛星から見た台風の構造
那須野智江(東京大学理学部):台風モデルのレインバンド中に見られるメソスケールの降水系の構造
清水収司(宇宙開発事業団・地球観測データ解析研究センター ):梅雨低気圧の気象レーダー観測
柴垣佳明(大阪電気通信大学):MU・境界層・気象レーダーを用いた梅雨季低気圧の観測
大西英記(大阪管区気象台予報課):大阪空港付近の豪雨とメソスケール場との関連(1994年9月6日〜7日)
加藤輝之(気象研究所予報研究部):高分解能数値モデルの結果から見た集中豪雨の発生過程とそのメカニズムについて
第7回 つくば域降雨観測実験 1995年5月14日
場所:東京大学海洋研究所講堂
コンビーナー: 坪木和久(東京大学海洋研究所)
吉崎正憲(気象研究所予報研究部):つくば域降雨観測実験とは
小倉義光・坪木和久・呉之翔(東京大学海洋研究所):1994年夏の関東地方における雷活動について(8月19日〜22日を中心として)
瀬古 弘(気象研究所予報研究部):簡略化VVP法で求めた風の空間分布と10kmモデルの数値実験
高山 大(気象研究所予報研究部)・新野宏(東京大学海洋研究所)・渡辺真二・菅谷重平(東京管区気象台):
1994年9月8日埼玉県北西部で発生したダウンバーストの事例解析
楠 研一・大野久雄・鈴木 修(気象研究所):1994年夏季に気象研Cバンドドップラーレーダーで観測したダウンバースト−速報−
第6回 メソ気象と境界層 1994年5月20日
場所:気象庁
コンビーナー: 木村富士男(筑波大学地球科学系)
新田 勍(東京大学気候システム研究センター):熱帯対流活動の日変化
加藤内蔵進(名古屋大学大気水圏科学研究所):中国大陸上の日変化する積乱雲群の出現特性と大規模場
上野健一(筑波大学地球科学系):ヒマラヤの降水システムと日変化
桑形恒男(東北農試):局地循環による熱と水蒸気の輸送
藤部文昭(気象研究所予報研究部):擾乱時の局地風系−関東平野の冷気層とメソ前線−
上田 博(北大理学部 ):積乱雲から境界層へのインパクト(ガスト)TOGA-COAREレーダー観測データを中心として
藤谷徳之助(気象研究所):熱帯海洋上の大気境界層の構造とメソスケールの擾乱
第5回 メソ天気系概念モデル−解析と数値実験の照合− 1993年5月20日
場所:気象庁第1会議室
コンビーナー: 檜尾守昭・中村誠臣(気象庁)
八木正允(気象庁観測部高層課):冬期日本海の帯状雲(解析と理論)
永田 雅(気象庁数値予報課):冬期日本海の帯状雲:モデリング
入田 央(気象庁数値予報課):関東南海上の不連続線
高野 功(気象研究所予報研究部):関東南岸の不連続線の数値実験
斉藤和雄(気象研究所予報研究部):「やまじ風」のメソ天気系概念モデル
鷲田 治(高松地方気象台):四国付近における寒冷前線のふるまい
第4回 メソ現象と雲物理のはざまにて 1992年10月6日
場所:札幌市教育文化会館
コンビーナー: 上田博(北大理学部)
村上正隆(気象研究所物理気象研究部):日本海降雪雲の内部構造の観測とモデルの比較
松尾敬世(気象研究所物理気象研究部):日本海の雪雲とSEEDING効果
播磨屋敏夫(北大理学部):メソスケール降雪量分布にかかわる微物理過程
吉崎正憲(気象研究所台風研究部):力学サイドから見たメソ対流系での微物理の役割
高橋 劭(九州大学理学部):雲の組織化と降水
第3回 風をつかまえろ! 1992年5月25日
場所:気象研究所講堂
コンビーナー: 吉崎正憲(気象研究所台風研究部)
新野 宏(気象研究所物理気象研究部):1990年12月11日の千葉県のシビアストームの解析
林 泰一(京大防災研):竜巻などの瞬発性気象現象に伴う強風とその被害について
大野久雄(気象研究所):岡山マイクロバースト1991年6月27日
榊原 均(気象研究所台風研究部):ドップラーレーダーでつかまえたメソスケールの風(台風の風を例にして)
渡邊 明(福島大学):MUレーダーによる寒気吹き出し時の大気擾乱の観測
山中大学(京都大学超高層電波研究センター):MUレーダーが語る空の様子とその気象語への翻訳
第2回 クラウドクラスター 1991年10月22日
場所:名古屋大学水圏科学研究所
コンビーナー: 藤吉康志(名古屋大学水圏科学研究所)
高藪 緑(国立環境研究所):熱帯太平洋における積雲対流活動の短周期変動−偏東風波動と混合ロスビー重力波−
岩崎博之(科学技術庁科学技術特別研究員:気象研究所台風研究部):衛星から見た日本周辺の中規模雲群のEvolutionの特徴
森 一正(気象研究所台風研究部):西部熱帯太平洋域のクラウンドクラスターの内部構造とその時間変化
−啓福丸の観測データを使って−
赤枝健治(気象研究所台風研究部):梅雨前線上の2つのタイプのメソスケール対流雲群
蒲生 稔(資源環境技術総合研究所):つくば地区でのshallow cumulusに関する牧歌的研究
第1回 地形とメソ気象 1991年5月21日
場所:気象庁東京管区会議室
コンビーナー: 小倉義光(日本気象協会)・吉崎正憲(気象研究所予報研究部)・坪木和久(東京大学海洋研究所)
菊池勝弘(北大理学部地球物理学教室):北海道胆振地方オロフレ山系の大雨
藤吉康志(名古屋大学水圏科学研究所):地形効果と降雪
猪川元興(気象研究所予報研究部):大気の流れに対するメソスケールの山岳の影響
藤部文昭(気象研究所予報研究部):関東平野に現れるメソスケール前線の気候学
栗原和夫・萬納寺信崇(気象庁数値予報課):数値モデルが表現する地形の影響